認知症の人には相部屋形式がオススメ

アルツハイマー型認知症の人が利用する老人ホームは、多くが複数の人が一部屋を使う形式です。しかし、中には個室を用意している老人ホームもあります。料金は個室の方が相部屋よりも高くなります。

料金が仮に経済的な負担にならなくても、利用者の生活の質を考えた時にオススメなのが、複数の人が一部屋を利用する相部屋です。
アルツハイマー型認知症の人は、自分にとって過ごしやすい過去の時間の中を生きている雰囲気があります。実際の時間の観念が乏しくなる代わりに、自分が一番生き生きとしていた頃に立ち戻り、その時間を生き直している様子が見えます。生き生きとしていた時間は、多くの人にとって、同世代の他の人との連帯が何らかの形で必要となる頃です。そのため、アルツハイマー型認知症の初期から中期にかけての時期には、同世代の人と一緒に居た方が、症状が安定しやすいようです。

自分の話をそれぞれの人がしているように見えても、それでコミュニケーションは成立しています。自分の話をしつつ、満足感を得、同じ場所と時間を共有しているのがアルツハイマー型認知症の人たちです。特に女性はその傾向が強く見られます。アルツハイマー型認知症の人が利用する老人ホームは、相部屋がオススメです。

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