認知症でも入れる老人ホームの立地条件

アルツハイマー型認知症の人が利用できる老人ホームで、一番大切なのは立地条件です。半田舎で、多少とも電車の駅やバスの停留所から離れているところが、アルツハイマー型認知症の人を受け入れやすい傾向があります。逆に、アルツハイマー型認知症の人の受け入れが厳しいのは、交通の便が良いところです。いわゆる「駅チカ」の老人ホームは、アルツハイマー型認知症の人の受け入れに消極的、もしくは否定的です。

アルツハイマー型認知症の人の受け入れと交通の便が関係しているのは、アルツハイマー型認知症の初期から中期に差し掛かる頃に「徘徊」の症状が必ず出るためです。徘徊は一日のうちのどの時間帯でも起こりますが、特に夕飯前くらいの時間帯に起きる確率が高く、施設のスタッフが気づかないうちに老人ホームから出て、行方不明になったり、交通事故に遭う危険性があります。

老人ホームでは、入居を希望する人の徘徊の有無を確認することが少なくありません。徘徊があると聞くと、手のひらを返して入居を断る施設も稀ではありません。特に街中にある老人ホームは、徘徊を嫌います。アルツハイマー型認知症の人を受け入れる老人ホームでは、徘徊対策として玄関やエレベーターに鍵をかけるところもあります。鍵を承諾することが、施設利用の条件になっているところもあります。

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