アルツハイマー型認知症の方のために考えること

アルツハイマー型認知症の患者を抱えているお宅はとても大変だと聞きます。
体が元気なだけに、本人が当たり前にやっていることでも、家族にしてみれば奇異だったり、奇声をあげたり、徘徊したりなど、手に負えないことも沢山あります。
女性患者の特徴として、家事に不都合が出てくることが多く、財布を冷蔵庫にしまったり、味付けに食器洗い洗剤を入れてしまったりなどがあり、深刻なのは鍋を火にかけそのままということもあります。
やっていることは普段の家事に見えますが、「どこか抜け落ちている」という表現が正しいのか、ポッカリとその部分だけ記憶が抜け落ちているような感じです。


アルツハイマー型認知症の家族を老人ホームに入所させようと考えるときには、一緒に住んでいる家族がバラバラになっていることも多く、その悩みは深刻だと聞きます。
老人ホームは介護のプロで対応し、アルツハイマー型認知症専門のホームでは患者のことを考えたケアが行われますので、出来ることは自分たちで協力してさせるようにしています。レクリエーションには記憶に関したものも取り入れているようです。
残っている力を最大限に使ってもらい、病気の進行を遅らせることを考えていますので、結果的には患者本人や家族の為になるものだと言われています。


最初は通所やショートステイで試し、本格的入所を考えてあげるのが一般的ですので、離れる寂しさよりも、尊厳を大切にと考える方が良いようです。